ご報告

3月21日の夜、無事に男の子を出産しました。
 
3800グラムの大きな男の子でした。予定日より8日遅れての出産。陣痛室に3日居座ることになり、後から来るひとたちが次々に分娩室へ移動するのを横目に見ながら陣痛に耐えるのは精神的にもけっこうしんどかった。波のように押し寄せてくる痛み・・・。産むときよりも、この陣痛がいちばん辛かった。永遠に続くのではと思えるような戦い。
でも、終わらない出産は、ない! 帝王切開になるかもしれないと言われて覚悟もしたけれど、促進剤を2回打って、どうにかこうにか分娩台へ。この時はうれしかった。。やっといきめる! そのあとはわりと冷静に臨めた。赤ちゃんもがんばってるんだから、早く出してあげたいという思いで。
よく聞くように、生まれた瞬間に痛みも苦しみもぜんぶ忘れる、、、なんてことはなかったけど、息子の顔を見たらすべてチャラになった。きみがお腹の中にいたのか!! 生まれてすぐにおっぱいを飲もうとする姿に、生命力を感じた。痛感したのは、体力づくりをしておけばよかったー!てこと。朦朧とする頭で心底思った。妊娠中も、もっと歩いたりしておくべきだったのかも。だから遅れてしまったのかなあ、、、と。
 
・病院で働くひと、とくに助産師さんってすごい仕事だなって尊敬。
・夫の立ち会い出産てどうなの?と思っていたけど、いてもらってほんとうにヨカッタ!
・陣痛室にはドラマがある。3日居座ったのでいろいろ見てしまった。
・出産後は個室にして正解。息子は黄疸ですぐにNICUに入院してしまったので、そういう意味でも◎(寂しさと不安でべそべそしてたので)
・出産後の食欲がハンパない。今なら永遠に食べ続けられる。
・夫が想像以上に息子にデレデレ。あやしたりなんかも率先してやってくれるのが意外。
・里帰りしたけど、実家よりも今の家にいる方がラク。息子もごきげんな気がする。
・でも母親にはほんっとーーに感謝してる。ありがとう。
・孫を見るじじとばばの姿にじーんとする。孫の存在はすごい。
・息子、とにかくかわいい。
 
なんとも濃い1ヶ月半だった。出産後ハイになってたのもあって、とくに入院中のことは別世界での出来事のように思えるなあ。。
夜、何度も起きなきゃいけないとか、おっぱいが痛いとか、なんで泣いてるのかわからなくて途方に暮れたりもするけれど、ツライって思う事はぜんぜんなくて。今このときがかけがえのない時間で、もう戻らないんだって思うとぜんぶが愛おしい。
サイズ50だった服も60が着れるようになって、おむつも新生児からSになって、体重も2キロ増えて・・・。どんどん成長していく息子を頼もしく思いつつも、どこかさみしい。ゆっくりでいいよ、と思う。
バンザイで寝てる姿を見ながら、この子を産んだのか、、、と不思議な気持ちになる。私たちのところにきてくれてありがとうって感謝する。一生分のしあわせを使い切ったかも。そう思ってしまうくらいの存在がこの世に現れて、だからこの子に何かあったらって考えると同じくらいこわくなる。じぶんが生きてる限り、この先ずっとそう思っていくんだろうな。

やっとダをひらけたのに、なんだかうまくまとまらない。。書き方も忘れてる(涙)。次はいつ書けるのでしょう。
とにかく、手探りながらも楽しく生活しています。

息子がグズってきたのでこのへんで。。。