話して分け合える?

さんざん悩んでも答えが出ないとき、もしくは気持ちは固まってるのにどう動いたらいいのかわからないとき、その気持ちごとぜんぶ話してしまう、という手段を思い浮かべる。実際にそうするかは別として、そうしてるじぶんを想像するとまだまだいけるかも、、、って思う。これは「篤/姫」にひどくはまってるときにおぼえた。(ほんっとうに、あおいちゃんの篤/姫が大好きだった。)(好きすぎて結婚式のBGMに使った。さすがに入場は失笑されそうでやめたけど・・・)井/伊/直/弼とサシで話す篤/姫はかっこうよかったな。
だけど、ある意味これって暴力的よなあ。相手にもかかわってくる問題だとしたらなおさら。これ以上出すものありませんって、身軽になってしまう方がラクだもの。逆にぜんぶ聞かされてしまった方はどうだろう。もう逃げられない。「聞く」は「預かる」でもあるんだよなあ・・・。
 
ちょっとズレるけど。
かかわってないからこそ悩みを話したくなる、っていう人もいる。美容関係の仕事をしてる友人がまさにそのタイプで、お客さんから相談をもちかけられることはしょっちゅうのよう。1対1でやってもらってたら(ましてやエステだと肌もさらけ出してるし)そういう気分になるのはわかるけど、彼女の場合はまたちょっと特別なんだろうな、って気がしてる。なぜかその子といると私もぜんぶ話してしまいたくなるんだよね。思いを共有してほしくなる。けどある日、べつの友人の悩みを背負いすぎてる姿を見てしまった。もしかしたら本人よりも思いつめてるんじゃないかって感じるくらい。私もたいがい他人の影響を受けやすいけど、その子は私の比じゃないと思う。吉/本/ば/な/なの『白/河/夜/船』が頭をよぎって、あの子がこわれてしまいませんようにと思った記憶。
 
・・・元気かなあ。会いたくなってきちゃったな。