たそがれが そっと肩をたたくから

タ/イ/コ/ク/ラ/ブに行ってきた。
雨の予報がすこしずつ変わって、当日は二日間ともよいお天気◎。それだけで運が味方についた気がするからふしぎ。キャンプしつつのフェスはけっこう久しぶりだったけど、すごーく楽しかった!
 

 
今回のお目当ては、ポ/ラ/リ/スとク/ラ/ム/ボ/ン。タイムスケジュールでこの二組が前後に並んでるのを見て、ぜったいに一緒にやってくれるって信じてた^^空が薄暗くなってから始まったポ/ラ/リ/スの「光と影」。ゆらゆら心地よくていつまでもそうしていたかったなあ。欲を言えば、いくこちゃんとの「月の恋人」も聴きたかった・・・!*1 野外で聴くオオヤくんの歌声はどこまでも遠くへ広がって、そのあとじわじわと体内に染み入ってくるようだった。
 
この時点でそうとうな幸福感に包まれていたのだけど。そのあとのク/ラ/ム/ボ/ンがすごかった。なんか、、、なんかうまくいえないんだけど、ミ/トさんが「今年のベストアクトかも」てFBでつぶやくほどには、すごかった。
 
野外でさいこうに気持ちいい「KANADE Dance」、明菜ちゃんのナンバーはいくこちゃんカラーに色づけされて、最高潮に達したところではじまる「シカゴ」に会場の温度がぎゅんっと上がる。あの、ぜったいぜったいシカゴがくるよね!って予感をびしびし味わうひとときがたまらない。そして、、、涙腺が崩壊した「バイタルサイン」。だいすきなフレーズをいくこちゃんが口にする前から涙がとまらなくて、いろんな感情がいちどきに押し寄せて、ぐちゃぐちゃになって聴いた。このあたりからミ/トさん*2筆頭にお三方もテンションが尋常じゃない様子で、ちょっと、ほんとうにすごかったんだ。
 

 
ちょうど私のいた場所が真ん中あたりの一段高くなってるところだったから、会場全体がよく見渡せて、そこにいるみんながみんな幸せそうで、なんて満ち足りた景色なんだろうって思った。
そのあと流れた「波よせて」。一緒に歌おうって言ってくれてうれしくて、心をこめて歌ったけど、声になってなかったかもしれない。こ/だ/ま/の/森に響く海のうた。客席からのありったけの声と、いくこちゃんのハーモニー。奇跡のようにまざりあってた。すばらしかった。そしてそして、プレゼントしてくれた「ナ/イ/ト/ク/ル/ー/ジ/ン/グ」。もうからだじゅうにアルファ波がみちみちて、音に溶けてしまいそうだった・・・
 

 
しばらく放心状態でため息しかでなかった。一緒に聴いてた夫も友人もおなじ様子。なかなか言葉にならない。会場を後にするときにようやく友人がつぶやいた、「今いちばん、すきかもしれない・・・」。わかる、わかるよ!たぶんあの場にいたたくさんの人が、おなじように感じてたんじゃないかなあ。
こういう体験は、野外ならではのものだと思う。大好きな音楽を大好きなひとたちと風を感じながら聴く。なんか、もうそれだけあればいいや・・・って思ってしまってこわい。中毒性があって。あのときの景色が忘れられなくて、まだぼうっとしてしまう。夢を見てたみたいだな。
 
今回とてもいいタイミングで見れたような気がしていて(行くまえはおっくうなんだけど、いつものこと^^)。迷走しがちなじぶんを一筋のひかりが導いてくれたような、そんな感覚。音楽に助けられることがたびたびある。そう思える音楽に出会えてよかったなあ。いいエネルギーをたくさんもらったから、ちゃんと循環させていきたい。日々の生活の中で。がんばるよ。
 

 

*1:ク/ラ/ム/ボ/ンからはミ/トさんとだいちゃんが飛び入り参加していたのです

*2:さいごは狂気に満ちてた・・・