5ヶ月

妊娠したらもっと日記を書くようになるかと思っていたけど、そうでもなかった。つわりがなかなかしんどくて、一人でいると弱気になってよからぬことを考えたりしてしまい、しっかりせい!と己を奮い立たせ、日々生きるのに精一杯というかんじだった。
やっと5ヶ月に入って少し気持ちに余裕が出て来たので、ちょくちょく書けたら。。記録的な意味でも。
 
いまだに、じぶんのお腹のなかに別の命があることが不思議。エコーで見ると小さいながらも心臓が動いていて、ヒトのかたちになっていて、見るたびにびっくりする。そして安堵する。
授かったって分かったときはほんとうに嬉しくて、ずっと望んでいたことだけれど、心のどこかでじぶんの身に起こるなんて思っていなかったので、信じられなくてふわふわしていて、そのあとはどっと不安が押し寄せた。ちゃんと育ってくれるか、安定期を迎えられるか、無事に出産できるのか、健康に産まれてきてくれるか、そのあとも元気な子に育てられるか・・・。こういう不安や心配の気持ちは、もう私が死ぬときまで一生この子に向けられるんだろう。親になるって、なんて大変なことなのか・・・!ほんとうに、私はもっとしっかりしなくてはいけない。
それから改めて、じぶんの両親、夫の両親への感謝と、存在のありがたみを感じる日々。この年になってもどれだけ支えられているのか、心配されているのかを身にしみて思う。
お腹の子にも、感謝の気持ちでいっぱい。知らなかった感情をたくさん教えてくれる。長かった私と夫のふたりの暮らしに、新しい存在が加わる。どんな風になるんだろう。とても楽しみで、うれしくて、ちょっと不安になる。ありがとう、がんばろうね、と声をかけながら、やっぱりどこか不思議な気持ちを抱えて過ごしている。